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*ウォーターポンプとエアコンコンプレッサーの交換 [#r1e9a7a7]
10万キロ走ったらウォーターポンプは交換ってのが定説で、まぁ、時期だなと思っていた。と同時に、エアコンが唸り出していた。カチンと電磁クラッチが入るとグワーーーーーンと唸りだす異音。ディーラーに聞いたり電装屋に聞いたりしていたのだが、これはもうコンプレッサー丸ごと交換しか解は無いことはわかっていた。エアコン自体は効くので、だましだまし乗れなくもない。しかし、コンプレッサーを交換するには位置的にウォポン外した方がやりやすいし、ついでだから工賃安くなりますよという。ウォーターポンプの交換だけなら自分で出来なくもないのだけれど、このとき筆者は骨折をしていてそれどころではなったし、エアコンコンプレッサーをもし交換するならそれは自分では出来ないし。仮に修理を頼むにしても別々に出すと高いし、ディーラーだとどうせ電装は外注だし、だったら最初から電装屋に頼んだ方がいいのだけれど、ま、どっちも同時にやれるところに頼むのがいいよな、ってことで、昭和自動車整備工業に依頼。
**コンプレッサー [#sd2fa593]
コンプレッサーは95200-64JB0、純正はZEXEL製。新品交換と中古品交換とリビルド品交換の3つ選択肢があった。新品は7万円。中古品は5万キロ走行車からの摘出品で45000円、今自分のクルマが10万キロなのだから、寿命はあと5万キロ未満と仮定すると高コストということで見送り。リビルド品とは中古品のガワを使い、内部を整備してベアリングや電磁クラッチなどを新品交換したもの。リ・ビルド=再組立であり、通称リンク品ともいう。2年または4万キロ保証があり、性能はほぼ新品、価格は6万円、ということで新品よりは安い。ということで[[信越電装:http://www.shine-reman.com/]]のコンプレッサーを使用することにした。
**ウォーターポンプ [#bb820731]
ウォポンについても純正以外を調べに調べた。純正部品番号は17400-77813、まずは[[GMB:http://www.gmb.jp/]]、ここはGWS-36Aという型番のものを設定してはいるが、ウォーターポンプ単体であり、ハウジングは再利用する、つまり純正を殻割りして分解し、内部部分のみを交換するタイプであるとのこと。要するに面倒臭いのである。次は[[アサヒ技研:http://www.asahi-pump.jp]]、ここもA9934という型番のものがあるが、GMB同様単体の設定。単体とはつまり、

#ref(GWS-36A.jpg,left,nowrap,GWS-36A)


どっちもできる昭和自動車、さすがです。ということでそのまま2年以上経過、いよいよプロペラシャフトの回りがベタベタに汚れるようになってきたのでこれは滲みではなくて漏れである。ギヤオイル(デフ・トランスミッションオイル)も交換時期だし、修理に出してしまえの巻。実は8万キロ走行時に秋田スズキの愛車無料点検で見積を取っていた。このときの見積は55776円。部品代はオイルシール2箇所で、インプットシャフトシールの24771-54J30(950円)とミッションオイルシール09283-48015(1800円)、残りは工賃である。まぁ、妥当と言えたが、セカンドオピニオンで昭和自動車工業に持っていくと、その2箇所ではダメだと言う。おそらくアウトプットシャフト側も漏れているんで、それもやった方が良いと。その部品は500円だが、完全にトランスファーを下ろして分解しないとダメだということであった。コリャ工賃高いなあ、かといって自分でやるには相当根性いるし、一日では終わんないし。と思っていたら、コミコミで5万でお釣りが来るということで、迷わず昭和自動車工業に依頼することにした、90440km時である。

#ref(http://diary.minakawa.org/images/20131030_0.jpg,180x320)

作業中の写真を撮ってくれていた。様子がわかってありがたい。ここまでバラバラにしなきゃならない理由が一発でわかった。

#ref(http://diary.minakawa.org/images/20131030_1.jpg,180x320)

トランスファーオイルが漏れた主たる場所はここからなのだが、このオイルシールが手前側からの打ち込みではないのだという。

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トランスファーを割って、ギヤ類を外した裏側のケースの内側にオイルシールがあるのだとか。これはめんどくさい。シール類は全て交換してもらったし、トランスファーのケースには液体ガスケットも塗ってもらった((純正状態ではここにはガスケットが無い))ので今後の心配はまず無い。実に丁寧な仕事である。この先10万キロは走らないと元が取れないな。

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組み上がった状態、手前がAT、左がフロントのプロペラシャフト、向こうがリヤ側のプロペラシャフトに接続される。殻割りした箇所に液体ガスケットが施されたのがわかる。引き取りに行ったらまだリフトに上がっていたので、ついでに前後のデフオイルも交換してもらうことにした。入れたオイルはトヨタ純正の85W-90、GL-5。純正指定は80W-90なので少し硬いが、まぁ大丈夫でしょう。ギヤアイル交換込みで45000円、二泊三日で完了。満足のいく修理となった。

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