TD54W・エスクードにはデアイサー(フロントガラスのワイパー下と運転席側Aピラー部分に入る熱線)が標準装備されているが、スイッチ位置がいただけないので入れ替えるの巻。
寒冷地仕様でなくてもヒーテッドドアミラー*1や運転席・助手席シートヒーター、デアイサーが装備されるエスクード。この価格のクルマにしてこれらがオプションではなく標準装備というのは本当に破格だと思う。その中のデアイサーは、降雪時に威力を発揮する装備であるが15分タイマー付きである。つまり、スイッチONでずーっとONなわけではなく、15分経過するとオートOFFになる。走行中でもそうなので走行風でどんどん冷えて凍ることがある。しかしタイマーを解除する改造はおそらくコンピュータの回路図が無いと無理だから、とりあえず切れたら毎回15分毎にスイッチONすればいいということになる。しかし、このスイッチ位置がいただけないのである。このように、右からブランク(ライトがH4のクルマはここにレベライザーがあるらしい、HID車はオートレベライザーなので空き)、フォグランプスイッチ、そしてデアイサースイッチとなる。何がいただけないかというと・・・
自分の目線から、そのデアイサーのスイッチがステアリングホイールに隠れて見えないのである。フォグはギリギリ見える。そしてもちろんフォグは押したらONしっ放しだから特に問題無い、デアイサーは押しても15分でOFFになってしまうし、スイッチ自体が見えないからいつの間にかOFFになっているのに気付く、という具合なわけだ。ON/OFFはスイッチの発光で確認できるのだが、そのランプが見えないのである。
ネジ3本、クリップ3箇所を外して、ステアリングコラムホールカバーを外す。
そこから手を突っ込んで、スイッチを後ろから押し出して外す。そして、位置を入れ替える。
右からデアイサースイッチ、フォグランプスイッチ、そして見えないところにブランクとなる。ハンドルに隠れて見えないのはブランクのみだ。
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