リヤブレーキがやや鳴いているのでどうしたものかと気になっていた。ブレーキのプロ、東京ラジエーター大館さんの見解に拠れば、鳴く原因は当たり。まぁ、そりゃそうなのだが・・・コップの淵を指で擦ると共鳴するアレをイメージするとわかりやすいという。なるほど、さすがにプロの解説はわかりやすい。つまり面で当たれば共鳴しないが、点で当たるとドラム全体で共鳴するというわけ。組付がまずかったのか、自分の作業不良か、点で当たっている可能性が高いというわけで、ちょっと反省。念のためグリスアップするといいよということで、スペシャルグリースをいただいた。摺動面に加工を施して様子をみるの巻。
ライニングの右側に光沢があるので、右半分で当たっていたものと思われる。
シューの真中にVカットを入れてみる。パッドには良くある加工だが、シューにも有効だという。金属やすりでゴリゴリやればすぐ削れる。
いただいたスペシャルグリース。おそらくメタル系。
加工したV溝に塗り込む。これで鳴きは止まるだろうか。
日産純正ブレーキグリーススペシャル、KRF00-00005、550円。一本あると何かと使う。ブレーキの金属可動部分、金属当たり部分に使う。
バックプレートのシューが当たるところに少し塗っておく。さて、とりあえず鳴きは完全に止まったが、やはり効きは少し甘くなったようだ。「焼き」を入れればいいのかな・・・鳴かない方のブレーキシューにも同様の加工。片側だけだとやや効きが少し甘くなるせいか、片利きになって流れようとするっぽいのでこれで様子を見る。 数日経過、リヤブレーキの効きについてはすっかり回復。甘いなーという感じは気付けば全く無い。焼けるに従って徐々に回復したということか。鳴きは完全に止まった。
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