厳冬の季節に納車となったMR22S・MRワゴンWitXS4WD、一番最初に取り付けたモノはリモコンエンジンスタータの巻。
まずはコラムカバーを外す。スズキはどうもこういう方式が好きなのかエスクード同様、ステアリングを90度切ってから現れるネジを外してやる方式。おかげでいちいちエンジンをかけて左右にハンドル切らないといけない。それからバッテリーのマイナス端子を外す。あとは裏側にネジ一本。
ハーネスはここへ割り込ませる。ここまではいつもと同じで特に難しいところは無いだろうとタカをくくっていた。
ユピテルのリモコンエンジンスタータの取付情報によると、Pポジション検出が出来ないからフットブレーキの検出線が必要であることと、始動確認性がイマイチでL端子線の配線が推奨となっているので、何度も作業するのは面倒だから、一発で完成するために手抜きをしない。ブレーキ検出線はここ。テスターで当たると間違いない。シートを倒してヘッドレスト側に足を置いて頭をブレーキペダル側に潜り込ませて血が頭に上るのを我慢しつつの作業。
難関はL端子線。これはフューズボックスの裏。相当面倒。まずそう簡単には外れないし、外れたところで線がギリギリで、手が入らない上にボックスが裏返らない。これはもう、ある程度の角度で頑張ってやるしかないのである。
せいぜいこの程度が限界、これで裏のL端子線にアクセス・・・できるわけない。何とかエレクトロタップをパチっとやれるまでは頑張るしかないのだ。この格闘に小一時間を要して非常に疲れたが、トータル2時間ほどかかって取付は終了。ネットで探すとL端子線を配線しないとやはり始動できないようだから、これはもう仕方が無い。これが出来なければ諦めて然るべきところに工賃を払って取付を依頼するしかないだろう。或いは純正という手段も当然ある。本体99000-99022-S11とハーネス99000-99022-B20で計38325円。エスクードの純正に比べると安価ではある。おそらく電子イモビライザーが無い分、安いのだろう。当然MOCOの日産純正部品も使えると思う。
お約束のハーネス加工。エスクードでもやったのだが、本体側のアクセサリ線を抜いてビニルテープで絶縁する。これでリモコンでエンジンスタートしてもカーステレオは鳴動しない。この方が絶対にいいのに。
後はアンテナをAピラー内に通して、バッテリーを戻せばOKだ。動作チェックすると、MF22Sは残念ながらリモコンでエンジンスタートして乗り込んでそのままキーノブを回せないようである。リモコンでエンジンを切って乗り込んで再スタートが必要か、面倒だなぁと思っていたらフットブレーキ検出線を接続していたため、ブレーキを踏むとエンジンがストールする。これでキャンセルできて、またキーノブを回してエンジンをスタートすれば良いようだ。
コメントをどうぞ