ラジエーターキャップの交換

前回の交換はカー用品店にありがちなPIAA製の53Sにしてしまった。それから2年経ったし、LLCの交換も済んだのでラジエーターキャップの交換をしようの巻。

エスクードのときは二葉電機製にしてみたが、今回はHKT製を選択。私は元来怪しい部品が大好きなのだ。

20100714_0.jpg

純正は圧力調整弁の開弁圧が0.9kgf/cm^2である*1ので同じ圧力で品番はRA531H、470円。社外品にありがちなのがハイプレッシャータイプ。1.3(127kPa)とか1.5(147kPa)なんてのがある。圧を上げる、つまり高圧になるということは、ラジエーター本体はもとよりホースやシール類に負荷をかけるだけで、むしろその寿命を縮めるといってもいいので無意味である。売り文句としてはラジエーターの圧力を上昇させて沸点を上げ、冷却効果を向上して冷却性能を最大限に引き出し、オーバーヒートを防止する、なんてことを謳っているが、ラジエーターキャップを取り替えただけでそんな旨いことにはならないのだ。格好が良いから、と意味もわからず交換するのは危険である。

LLCの交換をやると目視での理解が進むのだが、簡単に言えば、高圧状態とはお湯を入れた鍋が沸騰していて蓋を無理矢理閉じている状態を想像すれば良いし、減圧現象を確認するにはペットボトルにお湯を少量入れて蓋をしてから氷水にでも漬ければボトルが凹むことでわかる。つまりラジエーターというものはそうやって高圧と減圧をくり返すのだが、ハイプレッシャータイプにしてしまうとその振れ幅を大きくしてしまうわけだ。ハイプレッシャータイプにしたところでオーバーヒートしないのではなく、オーバーヒートしても吹き出さない*2という意味であって、全く意味がないどころか却ってエンジンにダメージを与えるだけであるから、わけもわからずNISMOだのTRDだのに換える意味はほとんどない。それならそういうシールを蓋に貼っておけば良いのである*3

ちなみに、買って見てわかったことであるが、見た目で言えばPIAAや二葉電機よりはHKTの方が格好は良いと思う*4

LLCの交換についてはこちらを参照方。

サーモスタットの交換についてはこちらを参照方。

最近のほとんどに日産車はこの形なので、ラジエーターキャップの互換表をここに挙げておこう、何かの役に立つかもしれない。

メーカー部品番号
純正21430-01F01/21430-01F02
PITWORKAY300-S0900
PIAA53(SV53/SV53S)
二葉電機(FEW/VIX)R124
NGK(NTK)P539K
HKTRA531H

コメントをどうぞ


(画像の文字列を入力して下さい)

*1 最近は88kPaと表示されているのかもしれない
*2 1.5に換えたら127度まで吹き出さない
*3 ステッカーチューンというやつ
*4 これは主観だが

トップ   編集 凍結解除 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2014-11-07 (金) 07:07:16 (1811d)