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*ベルト交換 [#q6717c97]

49951km、5万キロ目前である。そうだ、ベルト交換をしようの巻。新車納入以来過去に交換歴はない、ボンネットを開けて見てみると純正ベルトにはBANDOのマーク、これによって純正部品は[[バンドー化学:http://www.bando.co.jp/]]の製品であることを知る。さらに、5PK1650という表記がある。これが汎用規格で5山で全長1650mmということである。これがわかれば純正部品番号などどうでも良いが一応書いておくと95141-60G90、パーツカタログを見ると価格は3400円。スズキの営業マンに頼めば20%引きで買えるので2720円か。

純正部品を買っても良いが、汎用規格がわかればそれに基づいて優良部品の注文が出来る。個人的にはベルトといえば[[三ツ星ベルト:http://www.mitsuboshi.co.jp/]]と思っている((でも創業は大正8年でバンドーの方が古いんだよね、あくまでもイメージの問題))ので、三ツ星の5PK1650Lを[[東京ラジエーター大館:http://tora-rd.com/top/]]さんから2345円にて購入することにした。バンドーでも5PK1650の型番で買えるはず。

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三ツ星ベルトのリブスター、5PK1650L。それにしても長いベルトだ。TD54W・エスクードのJ20Aエンジンはサーペンタイン方式でベルトは一本。オルタネーター、パワステポンプ、エアコンのコンプレッサーなど全ての捕機類を一本のベルトで回す。ベルト一本切れるとThe ENDなのだが、まぁ、5万キロくらいでは普通は切れない。でも、高い部品ではないし、切れると走行不能に陥るので、筆者の場合ベルト交換は5万キロ毎と決めている。予防整備だ。

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[[JAPA:http://www.japa.gr.jp/]]推奨、優良部品のマーク。もちろん三ツ星は純正部品も作っている。ベルトをスズキが製造しているわけが無い、ベルトはベルトメーカーが作っている。自動車部品には大きく分けて''純正部品''と''優良部品''がある。純正部品は言うまでも無く各自動車メーカーが自社で販売したクルマ向けに専用に販売している部品で、主にディーラーの自社工場で使用される。優良部品は[[ここに書いてある:http://www.japa.gr.jp/japa/parts.html]]通り、部品メーカーが自社ブランドで製造して商社を通じて販売している部品で、部品商、カー用品店、ガソリンスタンド、民間工場などで使用される。

優良部品の推奨基準に、
-JIS表示許可製品及び安全基準合格製品
-公共の検査機関、団体等の工場診断制度及び製造団体等の推奨制度、その他の制度により品質が保証されている製品
-自動車メーカーの組付用の部品を製造しているメーカーの製品

とある。つまり、純正部品と優良部品との性能差はほとんど無い。優良部品を製造しているメーカーが純正部品を製造していることが多く、逆に言えば優良部品が純正指定されていることも多い。

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オートテンショナーのため工具は14mmのロングメガネレンチが一本あれば良い。筆者は[[SIGNET:http://www.signetools.com]]のロングラチェットメガネを使用する。

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縦置きエンジンなので交換は楽勝。テンショナーにレンチをかけて''締め方向''に回すと''ベルトは緩む''。

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緩んだら、矢印の位置からベルトに指を掛けて外す。取り付ける際は逆の手順、全てのプーリーとテンショナーにベルトを掛けておいて、テンショナーにレンチを掛けてベルトを緩め、この位置からベルトを押し込むようにして各プーリーに確実にベルトの山が掛かっているかを確認してから、ゆっくりレンチを外せばよい。力は必要だが実に簡単である。ミストラルのときはベルトがそれぞれ3本だっし、アジャストも全てマニュアルだったからなー。簡単になったもんですよ。

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外れたベルト。とりあえず捨てずに取っておいて、万が一の際のスペアとしておく。

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新しく掛けられたベルト。10分で交換できた。交換したらエンジンを回す前に各プーリーを今一度良く観察。ミストラルのような昔のVベルトと違ってリブベルトは山がたくさんある。5PKなら5山だが、山がちゃんと掛かっていないとエンジンを回した瞬間にちぎれはじめるだろう。実際、親のクルマでディーラーに整備に出したのに6PKが5PK状態になって帰ってきたことがある。オルタネーターのプーリーに掛かるべき部分が一山ずれていたという、全くひどい話である。もちろん後日無償交換となったが。

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外したベルト、ひび割れが進んでいる。すぐに切れそうな感は無いが、交換しておいて損は無いレベル。ミストラルのときも5、10、15万キロで交換した。ベルトを交換するとエンジンの騒音が減って静かになるのがわかる。オイル交換等では得られない感覚だ。
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